- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

JAL系レストラン御料鶴、CAが機内食提供

 日本航空(JAL/JL、9201)の子会社で観光農園などを手掛けるJAL Agriport(JALアグリポート、成田市)が、成田空港近くで運営するレストラン「DINING PORT 御料鶴(ごりょうかく)」でJALの国際線エコノミークラスの機内食を再現して提供している。現在は客室乗務員も研修の一貫としてホールで接客しており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で海外へのフライトが大幅に減っている中、空の旅の一端を味わえる。

成田空港近くのレストラン「御料鶴」でエコノミークラスの機内食「イエローチキンカレーアジアンスタイル」を紹介するJALの客室乗務員=20年11月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 御料鶴では、羽田・成田両空港の国際線ラウンジで提供している「JAL特製オリジナルビーフカレー」(1500円税抜)を6月6日から提供。これまでにイベントなどで振る舞われたことはあっても、レストランなどのメニューとして提供したケースがない「門外不出の味」で、提供開始とともに人気メニューになった。7月7日からは、エコノミークラスの機内食(1500円税抜)の提供をスタートし、不定期でメニューを変えている。

 11月12日の時点で、メインディッシュは「鶏の水炊き風出汁ご飯」、「イエローチキンカレーアジアンスタイル」、「蟹と豚バラ肉のドリア」を提供。取材に訪れた10日はドリアが売り切れだった。メインのほかに副菜2品、ミニサラダ1品、バターロール、選べるソフトドリンクがセットで、現在は機内と同じくハーゲンダッツのアイスクリームを追加している。

 また、客室乗務員の研修