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次期戦闘機のBAE開発支援提案が1位 先週の注目記事20年11月1日-7日

 11月1日から7日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、英BAEシステムズによる日本の防衛省が開発する次期戦闘機「F-X」の開発支援提案の記事でした。

風洞実験中のテンペストのスケールモデル(BAEシステムズ提供)

第1位 日本の次期戦闘機、英BAEが開発支援提案 [1]

 防衛省は10月30日に、次期戦闘機の開発について三菱重工業(7011)と契約を締結したと発表。BAEは、次期戦闘機の開発を支援するための戦闘機技術分野の経験や知見、能力を幅広く提案するとして、提案書を同省に提出したことを明らかにしました。

 日米安全保障条約など日本と米国の同盟関係により、これまで日本の戦闘機は米国製あるいは共同開発の道をたどり、欧州勢が採用されることはありませんでしたが、開発支援という形での協業を国がどのように評価するのかが注目されます。

 BAEは欧州の戦闘機開発プロジェクト以外にも、ロッキード・マーチンのステルス戦闘機F-35や、英国が主導する2035年就役予定の次世代戦闘機プロジェクト「テンペスト」にも参画しています。