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ANA、羽田-ホノルル7カ月ぶり再開 ハワイ州政府、日本発も自主隔離免除に

 全日本空輸(ANA/NH)は11月6日夜、羽田-ホノルル線の運航を再開した。同路線は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により3月23日を最後に運休しており、およそ7カ月ぶりの再開となる。米ハワイ州政府は現地時間6日から、新型コロナ陰性証明の事前検査プログラムに日本発も追加することから、同プログラム開始後の初便にもなった。

羽田からANAのホノルル行き再開初便となるNH186便に乗り込む利用客=20年11月6日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 羽田-ホノルル線は10月5日に再開した成田線同様、ハワイへの赴任や留学、在住者の一時帰国向けに運航する。羽田からの再開初便となったホノルル行きNH186便(ボーイング787-9型機、登録記号JA890A)は64人(うち幼児0人)が搭乗。日本人と外国人が半々の割合で、帰国者やホノルルで乗り継いで米国本土へ向かうとみられる利用客が目立った。同便は羽田空港第3ターミナル108A番搭乗口を午後10時7分に出発。ホノルル到着は6日午前10時15分を予定している。

ホノルル行き再開初便を見送り安心した表情を見せるANAエアポートサービスの久沢部長=20年11月6日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 ANAグループで、羽田空港の旅客サービスを担うANAエアポートサービス旅客サービス部の久沢弘太郎部長は、7カ月ぶり