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ボーイング、21年末までに7000人追加削減へ 計3万人対象に

 ボーイングは、追加の人員削減に着手すると現地時間10月28日に発表した。2021年末までに7000人を削減し、自主退職を含め合計で3万人が対象となる見込み。737 MAXの運航停止と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、財政を圧迫していることによるもの。

追加の人員削減に着手するボーイング=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングの社員数は、今年の1月1日時点で16万1133人。今回の人員削減策により、2021年末までに社員数13万人まで削減を計画する。

 4月に実施した1回目のレイオフでは、全体の10%にあたる1万6000人を削減。8月には、役員も対象とした2回目のレイオフを実施した。

 2020年7-9月期(第3四半期)決算は、純損益が4億6600万ドル(約485億円)の赤字で、最終赤字は2019年10-12月期から4四半期連続となった。

関連リンク
Boeing [1]
ボーイング・ジャパン [2]

ボーイング20年7-9月期、4四半期連続で最終赤字 [3](20年10月30日)
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