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デルタ航空の777、日本最終便は羽田発ロス行き 30日の乗客なし貨物便

 デルタ航空(DAL/DL)は10月28日、10月末で全機が退役するボーイング777型機について、日本発の最終便が30日の羽田発ロサンゼルス行きDL3456便に決まったと発表した。乗客を乗せない貨物専用便として運航する。

*羽田到着の記事はこちら [1]

羽田空港を離陸するデルタ航空の777-200ER=18年4月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本最終日の運航スケジュールは、羽田行きDL3455便がアトランタを現地時間28日午前9時に出発し、羽田へ日本時間29日午後0時40分に着く。ロサンゼルス行きDL3456便は30日午前11時50分に羽田を出発して、同日午前6時にロサンゼルスへ到着する。

 デルタは1999年に同社初の777として777-200ERを導入。長距離型の777-200LRは2008年に就航した。当時は拠点の米アトランタと南アフリカのヨハネスブルグ、ロサンゼルスと豪シドニーなど長距離直行便にも投入していた。777-200LRは10機導入し、現在18機保有している。

 拠点のアトランタからの最終便は、30日のロサンゼルス行きDL8787便。31日のニューヨーク(JFK)発ロサンゼルス行きDL8807便が、デルタの777によるラストフライトになる。いずれも777-200LRで運航する。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による需要減少により、後継機のエアバスA350-900型機への置き換えを進め、運航コストを削減する。A350は2017年に就航し、1座席あたりの燃費が21%改善するという。

関連リンク
デルタ航空 [2]

羽田到着
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