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AKB48メンバーとANA客室乗務員、スズランのしおりで患者激励

 6月3日、「幸せの再来」などの花言葉を持つスズランが描かれた手作りのしおり約1万7000枚を、全日本空輸(ANA)の客室乗務員らが全国47カ所の日本赤十字病院などに贈った。

大森赤十字病院で入院患者にサイン入りしおりを手渡したAKB48の(左から)鈴木さん、宮澤さん、横山さん、高城さん=6月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

患者(左)にしおりを手渡す高城さん=6月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 今年で58回目を迎えたANAの社会貢献活動で、1956年に日本赤十字社の名誉副総裁だった高松宮さまが、入院患者を励ますためにスズランを贈ることをANAに提案されたことをきっかけに始まった。

 都内ではANAの客室乗務員4人と女性アイドルグループ「AKB48」のメンバー4人が東京・大田区の大森赤十字病院を訪れ、患者らにサイン入りのしおりを手渡して快方を願った。

 AKBメンバー4人は、横山由依さん(20)と高城亜樹さん(21)が整形外科の、宮澤佐江さん(22)と鈴木まりやさん(22)が小児科の病棟を見舞った。

 子どもたちにしおりを手渡し、本にはさんで使うと言われた宮澤さんは「逆に元気をもらった」と話し、横山さんは「来年も参加したい」と語った。

 客室乗務員4人のうち、古庄明果さん(28)と河井裕子さん(24)は、しおりのイラストを描いた。古庄さんは「温かい気持ちや、幸せをつかもうとしている人の思いを伝えたいという気持ちを込めて作った」とデザインへの思いを説明。河井さんは「このイベントに参加するのが夢だった」と話した。

 贈呈式の会場でしおりを贈られた、患者の山内浩実さん(48)はAKBメンバーに「息子の嫁に来て」と声を掛け、会場の笑いを誘った。

 今回はSNH48とJKT48のメンバーが留学している、上海とジャカルタにもしおりを届ける。

大森赤十字病院を訪れたAKB48メンバーとANAの客室乗務員=6月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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[ANA×AKB48] Challenge for ASIA by ANA×AKB48 [1](全日本空輸)

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