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スカイマーク、11月減便率が大幅改善14.3% 羽田-札幌など全便運航も

 スカイマーク(SKY/BC)は10月12日、11月の国内線運航計画を発表した。減便率は14.3%と10月の37.5%から23.2ポイント改善する。23路線中10路線は計画通り全便を運航し、13路線で運休や減便が生じる。

11月の国内線減便率が14.3%まで改善するスカイマーク=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全便運航するのは、羽田-札幌(新千歳)線や福岡線、神戸-札幌線など。政府の観光支援事業「Go To トラベルキャンペーン」の対象に東京発着の旅行が10月1日から追加されたことで、幹線を中心に需要回復がみられることから、10路線は計画通り運航する。

 一方、羽田-鹿児島線は1日5往復の計画に対して1往復、神戸-長崎線は1日3往復を1往復に減便するなど路線により需要の戻りに差が見られる。国内線23路線のうち、茨城-那覇線は3連休など一部の日を除いて運休する。

 スカイマークの国内線減便率は、9月が49.4%、10月が37.5%と回復傾向にあり、11月は10%台と10月に比べて大幅に改善した。一方、唯一の国際線である成田-サイパン線は再開の見通しが立っていない。

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