エア・ドゥ（ADO/HD）とJR北海道（北海道旅客鉄道）は10月9日、エア・ドゥ便の利用者が割引運賃で道東・道北を周遊旅行できる切符「AIRDO ひがし北海道フリーパスSP（スペシャル）」と「AIRDO きた北海道フリーパスSP」を30日から販売すると発表した。ひがしは通常1万6380円、きたは1万3150円を、いずれも9800円で販売する。
エア・ドゥ便の利用者が割引運賃でJR北海道の列車を使い道東・道北を周遊旅行できる切符「AIRDO ひがし北海道フリーパスSP」と「きた北海道フリーパスSP」（エア・ドゥ提供）
フリーエリア内の特急、快速を含む普通列車の普通車自由席が乗り降り自由。販売期間は2021年3月31日までで、空港連絡バス割引特典、レンタカー特典、施設特典などがある。また、北海道の特産品があたるキャンペーンを実施する。
道東を巡るひがし北海道フリーパスSPは、エア・ドゥの新千歳、旭川、帯広、釧路、女満別の5空港到着便の利用者が対象。JR北海道の新千歳空港駅などで購入できる。有効期間は5日間で、10月30日から2021年4月5日まで利用できる。
道北のきた北海道フリーパスSPは、エア・ドゥの新千歳と旭川両空港到着便の利用者が対象。新千歳空港駅と旭川空港などで購入できる。有効期間は4日間で、10月30日から2021年4月4日まで利用できる。
エア・ドゥは全日本空輸（ANA/NH）とコードシェア（共同運航）を実施しているが、フリーパスの購入対象はエア・ドゥから航空券を購入した場合のみ。
関連リンク
AIRDO
ひがし北海道フリーパス・きた北海道フリーパス
エア・ドゥ [1]
JR北海道 [2]
・ANA、JR北海道と連携 北部フリーパスで観光需要強化へ [3]（20年1月20日）
・ピーチ、釧路－関西8月就航 「ひがし北海道」PR [4]（17年12月13日）