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ANA、8月の国内線利用率29.8% 国際線は23.5%

 ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)が10月9日に発表した8月の利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比96.0%減の3万7239人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は82.1%減の10億7029万6000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は94.8%減の2億5167万旅客キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は57.5ポイント低下し23.5%だった。中国から感染が拡大した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、大幅な前年割れが続いている。

8月の利用率が国際線23.5%、国内線29.8%だったANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 一方、国内線は旅客数が前年同月比76.3%減の96万1337人、ASKは37.5%減の30億3070万1000座席キロ、RPKは76.3%減の9億422万5000旅客キロ、搭乗率は48.9ポイント低下し29.8%となった。

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 国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは