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FDA、空と海から神戸遊覧 ディナークルーズも

 フジドリームエアラインズ(FDA/JH)は9月29日、神戸を上空と海上から眺める日帰りツアーを10月10日に実施すると発表した。神戸空港を発着する遊覧フライトと、神戸港からのクルーズ船乗船をセットにしたもので、船内でフレンチディナーを提供するプランも用意する。

神戸を空と海から眺める遊覧ツアーを販売するFDA=PHOTO: Masahiro SATO/Aviation Wire

 10日の「神戸を遊覧 Flight&Cruise」は、午後4時30分ごろ神戸空港を出発。上空から瀬戸内海の夕焼けや神戸の街並みを眺めたあと、午後5時50分ごろに神戸空港に戻る。その後、バスで神戸ハーバーランドへ移動し、クルーズ船に乗船する。

 クルーズ船は食事あり・なしの2プランを用意する。食事なしの基本プランは、神戸港を午後6時45分に出航。和田岬やポートアイランドを周遊し、40分間クルーズする。

 フレンチのディナーを提供する食事ありプランは、午後7時30分に出航。明石海峡大橋などを眺め、2時間クルーズする。

 9月30日午後3時から、専用サイトで販売する。最少催行人員は50人。FDAの機材は2-2配列で2席ずつ販売し、1人の場合は2席、3人の場合は4席用意する。

 参加料金はクルーズ船で食事なしの基本プランの場合、1人参加は3万8000円、2人は2万1000円、3人は2万5000円。食事ありはそれぞれ6000円追加となる。また青森と松本からは、クルーズ後に神戸に宿泊するプランも用意。いずれも観光庁が進めている「Go To トラベル事業」の対象ツアーとなる。

 FDAは9月20日と21日に、上空から富士山を眺める「富士山遊覧フライト」を県営名古屋空港(小牧)発着で実施。初日の20日は富士山周辺の天候が悪化したため、急きょ飛行ルートを長野・富山県方面へ変更した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で航空需要の回復が見通しにくい中、FDAは遊覧飛行を含む旅行商品を事業の柱の一つとして育成していく。

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