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ANA、新制服デザイナーは初の外国人 14年下期導入へ

 全日本空輸(ANA)は5月29日、新制服のデザイナーにミシェル・オバマ米国大統領夫人や英国キャサリン妃、レディー・ガガさんなどのファッションを手がける、プラバル・グルン氏に決定したと発表した。ANAの制服を外国人デザイナーが担当するのは初めて。2014年下期の導入を予定している。(新制服発表会の記事はこちら [1]

ANAの新制服をデザインするグルン氏(同社提供)

 新デザインとなるのは客室乗務員と地上旅客係員の制服。デザインは今秋ごろまでに発表を予定しており、両職種合わせて約1万人が着用する。

 新制服では利用者が感じられる基本コンセプトを3つ制定。1つ目はANAの世界的な認知度向上のための「挑戦」をキーワードに、「強く生まれ変わる」「進化する」「きらめく」を感じられるもの。2つ目は「安心感」「信頼感」を感じられるもの。3つ目は「日本のホスピタリティ」を感じられるものとした。

 グルン氏はシンガポール生まれのネパール人。インドのニューデリーでデザイナーとしてのキャリアをスタートし、現在はニューヨーク在住。

創立60周年イベントでANAの歴代制服を着用した客室乗務員=12年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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全日本空輸 [2]

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