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ANA、6月の国際線利用率27.0% 国内線は53.8%

 ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)が8月6日に発表した6月の利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比96.2%減の3万2427人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は85.0%減の8億5079万2000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は94.8%減の2億2944万7000旅客キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は50.9ポイント低下し27.0%だった。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響により、前年を大幅に下回った。

6月の利用率が国際線27.0%、国内線53.8%だったANA=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 一方、国内線は旅客数が前年同月比82.4%減の56万2738人、ASKは78.0%減の9億7007万2000座席キロ、RPKは82.2%減の5億2217万4000旅客キロ、搭乗率は12.6ポイント低下し53.8%となった。

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 国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは