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ロールス・ロイス、CITから23機分のエアバス機用エンジン受注

 英ロールス・ロイス(RR)は現地時間5月22日、航空機リースを手がける米国の金融サービス会社CITグループから10機のエアバスA350 XWB型機向けなど計23機分のトレント・シリーズのエンジンを受注したと発表した。

CITグループのA330のイメージイラスト(エアバス提供)

 10機のA350向けにトレントXWB、13機のA330向けにトレント700をそれぞれ受注。このA350は、CITが今年1月にエアバスに追加発注した10機のA350-900となる。

 トレントXWBはA350 XWB専用に開発されたエンジン。A350-1000にはトレントXWBの高出力型トレントXWB-1000が搭載される。すでに1200基を販売し、トレントシリーズで最も販売が好調なエンジンとなっている。2012年2月に初の試験飛行をA380に搭載して行い、14年にはA350 XWBに搭載して初の商用運航を予定している。2月には欧州航空安全局(EASA)から型式証明を取得した。

関連リンク
Rolls-Royce [1]
Airbus [2]
エアバス・ジャパン [3]

CIT、A350-900を10機追加発注 [4]
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