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JAL、6月の国際線利用率27.7% 国内線41.6%

 日本航空(JAL/JL、9201)の2020年6月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月と比べ98.9%減の9541人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は95.8%減の1億9344万4000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は98.7%減の5354万6000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は56.3ポイント低下し27.7%だった。中国から感染が拡大した新型コロナウイルスの影響により、大幅な前年割れが続いている。

6月の利用率が国際線27.7%、国内線41.6%だったJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国内線は旅客数が79.0%減の64万2598人、ASKは60.9%減の11億5967万8000座席キロ、RPKは79.0%減の4億8275万6000人キロ、L/Fは30.5ポイント低下し41.6%となった。

 JALは2020年度から、会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券での利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fにそれぞれ、特典航空券の旅客も含まれる。

―記事の概要―
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 国際線の方面別でL/Fが最も高かったのは、