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エールフランス、787-9完納 A380を置き換え

 エールフランス航空(AFR/AF)は、同社向けボーイング787-9型機が完納となった。同社向け最終機となる787-9の10号機(登録記号F-HRBJ)は現地時間7月24日早朝に、拠点となるパリのシャルル・ド・ゴール国際空港に到着した。

完納となったエールフランスの787-9(同社Twitterから)

 同社は787-9の初号機(F-HRBA)を、2016年12月2日に受領。初号機は生産500機目となる787で、アイルランドの航空機リース会社エアキャップからリース導入した。座席数は3クラス276席で、ビジネス30席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー225席となっており、いずれもゾディアック・シート・フランス製のシートを採用している。2018年6月からはパリ-関西線にも投入している。

 エールフランスは、総2階建ての超大型機エアバスA380型機の運航を現地時間6月26日に終了。787-9のほかA350-900などへの置き換えを進めている。

 同社とKLMオランダ航空(KLM/KL)を傘下に持つエールフランス-KLMグループは、787-9を11機のほか、787では胴体が最長の787-10を14機発注済み。787-9はエールフランスとKLMの2社、787-10はKLMのみが保有している。3月31日現在、KLMはリース機を含め787-9を13機、787-10を5機運航している。

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エールフランス航空 [1]

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エールフランス-KLMの787-9
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