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チャイナエアライン、「ワントレー」機内食 新型コロナ拡大防止、全クラスで

 台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)は現地時間7月6日から、機内食を1つのトレーに収めて提供する「ワントレー」方式に変更した。新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の拡大防止によるもので、飛行時間3時間以上の台北発着便全クラスが対象となる。

チャイナエアラインが提供を始めた「ワントレー」の機内食(同社提供)

 「ワントレー」の機内食は、メインが鶏肉料理の1種類のみ。上級クラスで導入するテーブルクロスは使用せず、ナイフやフォークなどのカトラリー類はすべて使い捨てとなる。ビジネスクラスで用意するウェルカムドリンクは、通常はグラスで提供するジュースを、ボトル入りのフルーツ野菜ジュースに変更する。

 8月の台北発便のビジネスクラスでは、複数のメイン料理をオプションで提供。豚肉と牛肉、シーフード、ベジタリアン向け料理を用意する。

 3時間以内の路線では、従来のサンドイッチボックスを引き続き用意。中国・香港路線のうち現地発は、ボトルに入った水のみ提供する。

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