日本航空(JAL/JL、9201)は6月26日、役員報酬のうち2017年度(18年3月期)から2019年度(20年3月期)を評価対象とする業績連動型の株式報酬を支給しないと発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、2020年1-3月期の業績が大幅に悪化したため。
現在の報酬制度は、3年前の2017年6月22日開催の株主総会で導入が決まった。役員報酬は、固定の基本報酬が支給額の50%を占め、過去1年間の業績連動型賞与「年次インセンティブ」が30%、3年間の業績に基づき株式で支払う報酬「長期インセンティブ」は