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三菱商事と千代田化工、モンゴル新空港を500億円で受注

 国土交通省は5月13日、三菱商事(8058)と千代田化工建設(6366)の共同企業体がモンゴルの首都ウランバートルの新空港建設プロジェクトを受注したと発表した。受注金額は約500億円。

ウランバートル新空港のイメージイラスト(両社の資料から)

 ウランバートル南西約50キロメートルの草原に、国際民間航空機関(ICAO)の基準をすべて満たす新国際空港を建設する。大型機の離発着が可能な3600メートル級滑走路1本と、年間200万人が利用可能な3万3000平方メートルの旅客ターミナルビル建設に加え、ITシステムや管制システム、ハイドラント給油システムなど、国際空港として必要なほとんどの施設が含まれる。

 工事期間は約3年半で2016年完工が目標。冬場は気温がマイナス40度まで下がるため屋外工事がまったく行えず、実質的な工期は約2年半となる。

 また国交省の航空局(JCAB)では、航空関係インフラの海外展開の取り組みの強化を行っており、モンゴルについても空港整備に関する研修生5人の受け入れや、3人の専門家派遣などを実施している。

関連リンク
国土交通省 [1]
三菱商事 [2]
千代田化工建設 [3]