全日本空輸(ANA/NH)などが所属するANAグループは5月27日、全国51カ所の病院にスズランのしおりをプレゼントした。今年で65回目となる恒例行事だが、毎年開催してきた贈呈式は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため今回は中止となった。
赤十字病院などの病院や関連施設に、北海道千歳市近郊で咲いたスズランのほか、スズランが香るしおりを贈呈。しおりの表面にはANAグループ社員が描いたイラストと、障がい者アーティスト「パラリンアート」のイラストをデザインし、裏面にはANAに所属する競泳の瀬戸大也選手のメッセージも載せた。
ANAはスズランのプレゼントを1956年に開始し、毎年実施している。日本赤十字社の名誉副総裁だった高松宮さまが、入院患者を励ますためにスズランを贈ることをANAに提案し、スタートしたとされている。
これまでは客室乗務員らが赤十字病院などを訪問し、しおりを入院患者らにプレゼント。手渡しし、患者の幸せを祈願していた。
関連リンク
全日本空輸 [1]
これまでのスズラン
・ANA、赤十字病院にスズランのしおり 64回目、「リハビリがんばる」 [2](19年5月29日)
・ANA、入院患者にスズランのしおり 63回目、赤十字病院訪問 [3](18年5月31日)
・ANAのCA、赤十字病院にスズランのしおり [4](17年6月1日)
・ANA、スズランのしおり1万7000枚 61回目、患者励ます [5](16年6月2日)
・「幸せと元気を」ANAのCA、日赤病院に60年目のスズラン [6](15年6月3日)
・「AKBらしい衣装選んだ」AKBとANA客室乗務員、スズランのしおりで患者激励 [7](14年6月11日)
・AKB48メンバーとANA客室乗務員、スズランのしおりで患者激励 [8](13年6月3日)
・幸せのスズランで「気持ちも若返る」 全日空、客室乗務員が日赤病院訪問 [9](12年6月9日)
社員がガウン縫製支援
・ANA、医療用ガウンの縫製支援スタート 社員がボランティア [10](20年5月18日)
ANA所属の瀬戸選手
・ANA、競泳・瀬戸選手と所属契約 篠辺社長「看板背負って頑張って」 [11](17年3月29日)