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ANA、3月の国際線利用率35.0% 国内線35.3%

 ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)が5月11日に発表した2020年3月の利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比72.1%減の24万3432人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は19.1%減の46億8050万4000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は63.8%減の16億3914万6000旅客キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は43.3ポイント低下し35.0%だった。中国から感染が拡大した新型コロナウイルスの影響により、前年を大幅に下回った。

20年3月の利用率が国際線35.0%、国内線35.3%だったANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 一方、国内線は旅客数が前年同月比60.2%減の140万1054人、ASKは17.3%減の37億2910万4000座席キロ、RPKは59.6%減の13億1639万6000旅客キロ、搭乗率は37.0ポイント低下の35.3%となった。

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 国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは