ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)などを傘下に持つ英IAG(インターナショナル・エアラインズ・グループ)が現地時間5月7日に発表した2020年1-3月期(第1四半期)連結決算は、特別損益計上前の営業損益が5億3500万ユーロ(約614億円)の赤字だった。中国から拡散した新型コロナウイルスによる大規模な減便を受け、前年同期(19年1-3月期)の1億3500万ユーロの営業黒字から大幅に収益が悪化。4-6月期はさらなる業績悪化を見込んでおり、足元の流動性確保に加えて機材の受領延期などを進める。
1-3月期の売上高は前年同期比13.4%減