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シンガポール航空、CA有志が病院で「ケア・アンバサダー」

 シンガポール航空(SIA/SQ)は、希望する客室乗務員を「ケア・アンバサダー」としてシンガポール市内の病院へ派遣する取り組みを始めた。派遣先の病院では看護師の監督の下、食事補助や家族との面会管理など医療技術を伴わない業務を担う。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響で医療従事者の負担が増大する中、応急処置や接遇などのスキルを役立ててもらう狙いだ。

客室乗務員有志をケア・アンバサダーとして病院へ派遣するシンガポール航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 シンガポール航空は相次ぐ減便で多くの客室乗務員を自宅待機としていることを背景に、4月2日からケア・アンバサダーの募集を開始。7日からシンガポール市内のクーテクバ病院(Khoo Teck Puat Hospital)を皮切りに