日本航空（JAL/JL、9201）は4月17日、社員自ら動画を制作しSNSで発信する取り組みの第4弾として、パイロットによる新型コロナウイルス対策の2回目を公開した。
パイロットの乗務前アルコール検査のやり方を紹介するJAL社員による動画（同社Twitterから）
動画の長さは1分で、パイロットが行っている感染防止策と、ブリーフィングなど乗務前の業務を紹介。日常業務の中に潜む感染リスクを避ける取り組みとして、出社して制服を着用後、オフィスで実施するアルコール検査は検査器に息を吹きかける際、他人に向けないようにして感染を防いでいることなどを取り上げた。
社員が制作する動画は、3日に公開されたパイロット編が第1回で、運航に関連する部門や各地の支店などで社員が動画を撮影。「今、私たちにできること」と題してJALが運営するSNSに投稿しており、初の地方発信が10日公開の帯広空港編で、第3弾として15日に整備士による手洗い動画を公開した。
パイロット編の1回目は、中国から拡散した新型コロナウイルスの影響で大量運休が生じる中、どのような訓練を日々実施しているかを利用者に知ってもらおうと自ら動画を制作した。
当初はJALのTwitterアカウントのみだったが、整備士編からはFacebookとInstagramにも動画を掲載。今後は金曜日をめどに週1回の公開を目指していく。
＼今、私たちにできること／
JAL運航乗務員から皆さんへ②✈️安全で快適なフライトを提供できるよう、
私たち運航乗務員間で行っている
感染防止策とは…フライト前の業務もあわせてご紹介します。#CreatedByJALpilots [1]#今できること [2] #前を向いて [3] pic.twitter.com/NsRUfPcKsP [4]
— JAPAN AIRLINES【JAL】 (@JAL_Official_jp) April 17, 2020 [5]
関連リンク
JAPAN AIRLINES【JAL】 [6]（Twitter）
JAPAN AIRLINES (JAL) [7]（Facebook）
japanairlines_jal [8]（Instagram）
日本航空 [9]
JAL社員制作動画
・JAL、整備士が手洗い紹介 社員制作動画をSNSで公開 [10]（20年4月16日）
・JAL、パイロットが動画で訓練紹介 Twitterで社員が現状報告 [11]（20年4月3日）
JALの動向
・JAL、羽田北ウイング出発階閉鎖 国内線減便で南に集約 [12]（20年4月15日）
・JALの離島路線、オンラインでも新規予約 「タッチ＆ゴー」も [13]（20年4月14日）
・JAL、国内線49％減便 夏ダイヤ開始後最大、12日から19日 [14]（20年4月10日）
・JAL、国際線94％運休 NYやハワイ全休、5月末まで [15]（20年4月13日）
・【独自】JAL、客室乗務員休業せず 教育や訓練で雇用維持 [16]（20年4月3日）
・JAL、ライブ配信で入社式 赤坂社長「イベントリスクは必ず終わりある」 [17]（20年4月1日）
・JAL、7年ぶり新制服着用開始 CAは11代目、地上係員7代目 [18]（20年4月1日）
・JAL、羽田国際線新設 シカゴとダラスなど、新型コロナで新規縮小 [19]（20年3月29日）
・JAL、羽田国際線ファーストラウンジ刷新 握り寿司や萬福の中華そば、席数2.5倍に [20]（20年3月28日）
・赤坂社長「課題は新しいことを生み出す人材」特集・JAL経営破綻から10年 [21]（20年1月19日）