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伊丹のシステム障害、原因は過電圧 JAL便に影響

 関西3空港を運営する関西エアポート(KAP)は3月5日、伊丹空港で日本航空(JAL/JL、9201)グループの搭乗手続きが一時できなくなった問題について、原因はターミナル内の電源トラブルだったと発表した。

システム障害が発生した伊丹空港(資料写真)=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 電源トラブルは5日午前9時40分ごろ発生。伊丹の北ターミナル全域の100Vコンセントのアースから過電圧が発生し、アースを使った機器に過電圧がかかったことが原因だという。現在は問題になったケーブルを切り離し、電圧が正常になっていることをKAPが確認している。

 今回のトラブルで、羽田発伊丹行きJL117便などが欠航したほか、午前から昼ごろの発着便が一時運航を見合わせ、32便1410人に影響が出た。

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【お詫びと訂正】
記事初出時にタイトルと本文で「過電流」としていた箇所がありましたが、正しくは「過電圧」でした。
お詫びして訂正いたします。(20年3月5日 22:29 JST)