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ジャムコ、仙台新工場稼働 炭素繊維構造部材やエンジン部品生産

 ジャムコ(7408)は4月22日、宮城県名取市の新工場が1日から稼働したと発表した。これまで東京・三鷹市のジャムコ本社に隣接する工場で行っていた航空機用機器の生産を新工場へ移管し、100%子会社ジャムコ エアロマニュファクチャリングへ生産を委託する。

ジャムコ新工場のイメージイラスト(同社提供)

 新工場では航空機用炭素繊維構造部材やエンジン部品などを生産。売上高は13年が10億円で、14年は11億円、15年は12億円を見込む。昨年12月時点では14年からの売上高を毎年13億円としていたが、下方修正した。従業員数は59人で、14年3月末には80人程度となる見通し。新工場の主な顧客はIHI、エアバス、Premium AEROTEC GmbHなど。

 三鷹市の本社周辺では、隣接する工場の敷地を二分する道路で行われている拡幅工事が12年度中に完了。移転が必要となり、新工場の建設用地を10年10月に取得した。11年4月に着工予定だったが、東日本大震災の影響で計画を一時凍結していた。

関連リンク
ジャムコ [1]

ジャムコ、航空機器製造の子会社設立 [2]
ジャムコ、航空機用部品の新工場を宮城県名取市に建設 13年4月稼働目指す [3]