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年末年始の国際線予約率、ANAとJAL前年やや下回る

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空10社は12月20日、年末年始の予約状況を発表した。対象期間は12月27日から2020年1月5日までの10日間。

航空各社が発表した年末年始の予約状況(各社の発表資料からAviation Wire作成)

 10社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年同期比8.2%増の71万3330人で、国内線は8.2%増の332万3581人。提供座席数は国際線が12.0%増の85万4677席で、国内線は5.0%増の426万7885席となった。10社平均の予約率は国際線が2.9ポイント低下し83.5%、国内線は2.3ポイント上昇し77.9%となっている。

 予約数を見ると、国内・国際線ともにフルサービス航空会社(FSC)とLCCで概ね前年を上回った。国際線の予約率は、ANAとJALの大手2社で前年同期を下回る傾向がみられた。各社の予約率は、国内線が70%台後半から80%台、国際線は80%台が目立つ。

 出発のピークは各社異なるが、下りは概ね12月28日、上りは1月4日となった。

ANA

ANAとJALの予約率が前年をやや下回った年末年始の国際線=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAの予約数は、国際線が前年同期比