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ANAの767、離陸直後にエンジントラブル 福岡へ緊急着陸

 12月19日午前9時51分ごろ、全日本空輸(ANA/NH)の福岡発羽田行きNH246便(ボーイング767-300ER型機、登録記号JA606A)が福岡空港を離陸直後、エンジンから煙と炎が出るトラブルが起き、午前10時15分に緊急着陸した。乗客270人(幼児3人含む)と乗員8人(パイロット2人、客室乗務員6人)にけがはなかった。

エンジントラブルを起こしたANAの767-300ER JA606A=19年10月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAによると、トラブルが起きたのは2基あるエンジンのうち、右側の第2エンジン。コックピットの計器に第2エンジンの温度上昇を示す表示が出たため、パイロットが第2エンジンを停止し福岡空港へ緊急着陸した。着陸後は自走せず、トーイングカー(牽引車)によってけん引されて駐機場へ向かった。滑走路は午前10時49分まで閉鎖された。

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