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ANAの夏ダイヤ羽田新路線問題が1位 先週の注目記事19年12月8日-14日

 12月8日から14日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、全日本空輸(ANA/NH)の2020年夏ダイヤ羽田新路線に関する記事でした。

夏ダイヤ初日から就航する羽田新路線が少ないANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

第1位 「本当にパイロット問題だけなのか」羽田・成田が疑問抱く”ANAが飛べない理由” [1]

 2020年3月29日開始の夏ダイヤから羽田空港の国際線発着枠が50枠(便)増枠されるにあたり、国はANAに13.5枠、日本航空(JAL/JL、9201)に11.5枠を配分。しかし、JALが夏ダイヤ初日から新路線を開設するのに対し、ANAは成田から移管する米国路線など一部を除き、大半の就航日が明確になっていません。

 また、事実上原状復帰を求められている成田路線も、移管前の水準に戻るまで早くても1年はかかる見通しで、両空港の地元や海外の航空会社からはANAの対応を疑問視する声が漏れ伝わってきています。ANAはパイロット問題を挙げていますが、地元からは本当にそれだけが原因なのかとの声も聞かれました。国はANAに対し、早期の路線開設を求めています。