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東北6県と新潟県の魅力、訪日客に発信 ANAやJALなど

 一般社団法人東北観光推進機構(仙台市青葉区)と全日本空輸(ANA/NH)、東急(9005)、日本航空(JAL/JL、9201)、JR東日本(東日本旅客鉄道、9020)、ぐるなび(2440)の6者は、東北6県(青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島)と新潟県の情報を発信する訪日外国人向け観光サービス「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE TOHOKU」を9月12日に開設した。それぞれが持つ資源やネットワークを活用や連携し、東北6県と新潟県の魅力を訪日外国人らに伝える。

ANAやJALなどが連携し東北と新潟の魅力を訪日客に発信=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 LIVE JAPANは、観光名所や飲食店、交通案内やショッピングのほか、Wi-Fiや両替所、ATM、コインロッカーなど、訪日外国人が日本国内の滞在を快適に楽しむための情報をひとつにまとめたウェブサイト。2016年4月に東京版を開設し、今回の東北版は北海道と関西に続く4番目となる。年間利用者数は3500万人で、正確・詳細・リアルタイムな情報を提供しているという。

 LIVE JAPANでは、日本の文化や観光情報を国別ユーザーの好みに合わせて記事や動画で配信する「情報コンテンツ」、正確で詳細な今の情報を多言語で配信する「LIVE情報」、日本滞在中に役立つさまざまな情報を集めた「便利機能」の3つを用意。2019年5月からは便利機能のひとつとして、自治体の防災ページや公共交通機関の情報リンクを多言語で発信する「災害情報」を刷新した。災害発生時に掲載施設自らが登録可能な災害支援情報を、多言語で発信できる「災害情報タイムライン」も同年7月に追加した。

 対応言語は、日本語と英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語の5言語で、トップページと情報コンテンツ、便利機能はそれら5言語に加え、マレーシア語とインドネシア語、タイ語の3言語でも提供している。

 現在は上記6者のLIVE JAPAN PERFECT GUIDE TOHOKU推進委員会は、今後も事業に賛同した東北の企業などを、応援パートナーとして迎え入れるという。推進委員会と応援パートナーが協力して利便性の高いサービスの提供に努め、ひとりでも多くの訪日外国人に東北の魅力を発信していくことで、2020年の目標として掲げる外国人宿泊者数150万人(新潟県含め200万人)の達成につなげていく。

関連リンク
LIVE JAPAN PERFECT GUIDE TOHOKU [1]

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