- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

国交省、国内線で上着検査強化 靴もX線に、13日から

 国土交通省航空局(JCAB)は9月6日、搭乗前の保安検査を13日から強化すると発表した。国際線に加え、国内線でも上着を脱いで検査するほか、靴のX線検査も実施する。

13日から保安検査を強化(資料写真)=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 コートやジャケットなどの上着検査を、国内線でも強化する。保安検査場を通過時は上着を脱ぎ、トレーに載せて検査する必要がある。また、国内・国際線ともに安全靴や厚底靴、くるぶしを覆うようなブーツなどは、すべてX線での検査が必須となる。

 このほか、凶器や爆発物検査も強化。検査員が無作為に体に触れる検査に加え、検査紙で体に触れる検査も新たに開始する。

 日本で開催されるラグビーワールドカップ(W杯)期間中は、機内へのドローン持込を禁止する。

 検査強化は9月13日から開始し、恒久的に実施する。ドローンの持込は9月13日から11月5日まで禁止する。

関連リンク
国土交通省 [1]

国交省航空局の20年度概算要求、羽田など空港整備4517億円 [2](19年8月29日)
ANAの羽田国際線、搭乗手続き出発60分前に 国内線保安検査は20分前に統一 [3](19年8月20日)
JAL、国内線の保安検査20分前に 10月から [4](19年8月19日)
空の安全守る保安検査コンテスト 優勝は成田・航空保安事業センター [5](19年7月10日)