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羽田国内線、16枠を再配分 地方路線で訪日誘客、新規会社向けに3枠 20年夏ダイヤ

 国土交通省航空局(JCAB)は9月2日、2020年夏ダイヤからの羽田空港国内線の発着枠について、就航6社への配分を決定したと発表した。既存枠のうち19枠を回収し、16枠を再配分する。再配分した枠は、訪日客を地方へ誘客する非幹線に充当する。未使用となる3枠は、将来的に羽田に新規就航する航空会社向けに優先配分する。

再配分により地方への訪日誘客を図る羽田空港国際線の発着枠=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

—記事の概要—
再配分で地方路線
新規参入会社に3枠
増枠はすべて国際線

再配分で地方路線

羽田空港国内線の回収・再配分前後の発着枠数(JCABの資料からAviation Wire作成)

 羽田空港の国内線は、日本航空(JAL/JL、9201)グループと全日本空輸(ANA/NH)、スカイマーク(SKY/BC)、エア・ドゥ(ADO/HD)、ソラシドエア(SNJ/6J)、スターフライヤー(SFJ/7G、9206)の6社が運航している。昼間帯の発着枠は