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お盆の国内線旅客、台風で微減 国際線は前年やや上回る

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空11社は8月19日、お盆期間(9日から18日まで、10日間)の利用実績を発表した。国際線のロードファクター(座席利用率、L/F)は各社とも90%前後で推移したものの、前年をわずかに割り込んだところが目立った。国内線は台風10号の影響により14日から15日にかけて欠航が発生したことにより、提供座席数と旅客数が前年を割り込んだ。

 11社の発表値を合計すると、旅客数は国際線が前年同期比0.1%増の72万7429人で、国内線は1.1%減の359万628人。提供座席数は国際線が0.7%増の80万5754席で、国内線は2.3%減の415万137席だった。11社平均のL/Fは国際線が0.6ポイント低下し90.3%、国内線は1.1ポイント上昇し86.5%となった。

 出発のピークは各社異なるが、下りは概ね8月10日、上りは18日となった。

航空各社が発表したお盆期間の利用実績(各社の発表資料からAviation Wire作成)

ANA

台風の影響により微減となったお盆の国内線旅客=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAの旅客数は、国際線が