7月28日から8月3日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、全日本空輸(ANA/NH)のエアバスA380型機の保有形態に関する記事でした。
ANAを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)の発表によると、現在受領済みのA380は2機とも自社で保有。30日に都内で開かれた決算説明会で、ANAHDの福澤一郎グループ経理・財務室長兼財務企画・IR部長に、自社保有とした理由を聞いてみました。
A380の導入を同社が決めた際、整備を外注化するなど、極力保有コストを抑えていたことから、購入後はリースに出すセール・アンド・リースバックあたりが落とし所かなと感じていたことと、航空機ファイナンス業界がこの機材をどう捉えているかが見えてくるのでは、と考えたからです。こちらであれこれ想像することはできますが、当事者の言葉を聞かなければ意味がありません。
全3機を安価で購入できたものの、売却となると良い条件は難しいので、ホノルル線で結果を出し続けていくしかないと言えます。