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お盆の国際線、予約率微減 国内線、前年やや上回る

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空11社は8月2日、お盆期間の予約状況を発表した。対象期間は8月9日から18日までの10日間。

 11社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年同期比2.0%増の71万3672人で、国内線は3.5%増の341万6801人。提供座席数は国際線が3.4%増の83万4260席で、国内線は1.1%増の430万1564席となった。11社平均の予約率は国際線が1.3ポイント低下し85.5%、国内線は1.8ポイント上昇し79.4%となっている。

 予約数を見ると、国内線はフルサービス航空会社(FSC)で増加したところが目立つ一方、LCCは前年割れが多く見られた。国際線は前年を上回るところが多かったものの、提供座席数の増加よりも伸びが鈍く、予約率の前年割れが目立った。予約率は国内線が70%台後半から80%台、国際線は80%台が目立つ。

 出発のピークは各社異なるが、下りは概ね8月10日、上りは18日となった。

航空各社が発表したお盆期間の予約状況(各社の発表資料からAviation Wire作成)

ANA

予約率が前年をやや上回ったお盆の国内線=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAの予約数は、国際線が前年同期比