ANAホールディングス（ANAHD、9202）と双日（2768）が出資するANAビジネスジェットは8月1日から、代金の支払時にマイルで充当できるサービスを開始する。
マイルでの代金充当サービスを開始するANAビジネスジェット＝PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire
全日本空輸（ANA/NH）のマイル制度「ANAマイレージクラブ（AMC）」の会員が対象で、10万マイル10万円分を1口とし、クーポンを発行。10口まで使える。
対象となるのはANAの国際線からビジネスジェットへ乗り継ぐ「エリアチャーター」と、日本から海外の目的地へ直行する「グローバルチャーター」、日本国内でチャーターする「国内チャーター」の3種類の手配サービスとなる。
ビジネスジェットの費用は、グローバルチャーターでボンバルディア社グローバル6000などを使用した場合、東京－ハワイ往復で2000万円から。エリアチャーターでホンダジェットを使い、シカゴ→コロンバス→デトロイト→シカゴとフライトした場合、ANA便の運賃に加えて200万円から、国内チャーターで羽田－下地島往復の場合で1200万円からとなっている。
関連リンク
ANAビジネスジェット [1]
ホンダや双日と提携
・ANA、ビジネスジェット利用でマイル付与 東京－ハワイ2000万円から [2]（19年4月3日）
・ANA、双日とビジネスジェット新会社 欧米で国際線から乗り継ぎ [3]（18年6月29日）
・ANA、ホンダジェットでチャーター参入 ホンダや双日と提携 片野坂社長「日本でも移動手段の選択肢に」 [4]（18年3月29日）
操縦リポート
・“空飛ぶスポーツカー”ホンダジェット操縦リポート 静かな機内と飛ばす楽しさが印象的 [5]（17年11月10日）
JALはダッソーや丸紅と提携
・JALと丸紅、ビジネスジェット運航支援会社 今春から [6]（19年1月26日）
・JAL、パリからビジネスジェットサービス ダッソーと提携、植木社長「需要探る」 [7]（17年4月18日）