エアバスは現地時間5月20日、ドイツ政府からA350 XWBのビジネスジェット仕様機（エアバス・コーポレート・ジェット）「ACJ350-900 XWB」を3機受注したと発表した。ACJ350を政府として発注するのはドイツが初めて。
ドイツ政府が発注したACJ350-900（イメージ、エアバス提供）
初号機は2020年に納入し、残りの2機は2022年の引き渡しを予定する。ドイツ政府は首相らが搭乗する政府機のほか、軍の輸送や医療救助などへの投入を見込む。
ACJ350-900 XWBは2機種ある旅客型のA350 XWBのうち、標準型のA350-900がベース。超長距離型の場合、25人を乗せて1万1100海里（約2万550キロ）または22時間まで飛行できる。
関連リンク
Die Bundesregierung [1]
Airbus [2]
エアバス・ジャパン [3]
・エアバス、A350のビジネスジェット ACJ350 XWBローンチ [4]（16年5月24日）
・旧政府専用機、2機落札 エコネコル、機体リサイクル事業進出へ [5]（19年5月17日）
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