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中部空港19年3月期、過去最高益18.3%増64億円 20年通期、LCCターミナル開業で増収減益へ

 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社が発表した2019年3月期通期の連結決算は、純利益が前期(18年3月期)比18.3%増の64億4500万円だった。純利益と売上高が過去最高を記録し、9期連続で黒字を達成した。2020年3月期通期の見通しでは、LCCターミナル建設で先行費用が増加することから、純利益は2019年3月期比20.9%減の51億円を見込む。

―記事の概要―
19年3月期
20年3月期通期予想

19年3月期

中部空港の19年3月期増収に寄与した複合商業施設「Flight of Dreams」=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 2019年3月期の売上高は9.0%増の642億9400万円、営業利益は11.1%増の99億200万円、経常利益は15.7%増の92億8200万円。増収増益となり、過去最高を記録した。

 売上高の内訳は、着陸料などの空港事業が