スカイマーク(SKY/BC)は5月14日に、Jリーグ・ヴィッセル神戸とコラボした特別デザインのラッピング機「ヴィッセルジェット」(ボーイング737-800型機、登録記号JA737X)の運航を開始する。就航前日の13日には、拠点とする神戸空港の格納庫で機体をお披露目し、ヴィッセル所属のルーカス・ポドルスキ選手ら主力3選手が登場した。
左右側面にヴィッセルのロゴを大きくデザイン。機内ではオリジナルのヘッドレストカバーを設置するほか、客室乗務員がヴィッセルのユニフォームを着用する。初便は14日午前7時20分神戸発仙台行きBC152便となる。
3月に締結を発表したスポンサー契約の一環で、スカイマークとしてはサッカーチームとの初コラボとなる。神戸空港のスカイマーク地上係員もユニフォームを着用する。
格納庫での機体お披露目には、元ドイツ代表のポドルスキ選手のほか、元スペイン代表のダビド・ビジャ選手、日本代表の西大伍選手の3選手が登場。会場にはヴィッセルのファンクラブ上級会員約300人の中から選ばれた、およそ100人が集まった。
ラッピング機を前にしたポドルスキ選手は、集まったサポーターに対し「ヴィッセルジェットに乗ってアウェイを戦い、勝ち点3を獲得したい」と語った。
ラッピング機の就航を記念し、スカイマークの佐山展生会長はヴィッセル神戸の三木谷研一副会長に模型飛行機をプレゼント。三木谷副会長は、佐山会長にサイン入りユニフォームを手渡した。ポドルスキ選手は佐山会長にボールをプレゼントした。
ヴィッセル神戸は現在、Jリーグ1部(J1)に所属。神戸市内のノエビアスタジアム神戸(ノエスタ)と神戸総合運動公園ユニバー記念競技場の2カ所を本拠地として活動している。ポドルスキ選手や、元スペイン代表のアンドレス・イニエスタ選手のほか、3月に開幕した2019年シーズンからは、ビジャ選手も加入。大きな活躍が期待されているものの、チームは4月6日の対松本山雅FC戦から5月12日の対鹿島アントラーズ戦まで、6連敗を喫している。
スカイマークはこれまで、阪神タイガースや福岡ソフトバンクホークス、北海道日本ハムファイターズなど、プロ野球チームとのコラボを進めている。また、プロバスケットボール「Bリーグ」とも提携を進め、特別デザイン機「B.LEAGUE JET(Bリーグジェット)」(737-800、JA73NY)を3月5日から運航している。
*写真は11枚。
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