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三菱重工、19年3月期純利益1013億円 MRJ開発費減

 三菱重工業(7011)が5月9日に発表した2019年3月期通期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が1013億5400万円(前期の18年3月期は73億2000万円の赤字)だった。売上高にあたる「売上収益」は4兆783億4400万円(前期比0.2%減)、営業利益にあたる「事業利益」は1867億2400万円(3.21倍)となった。受注高は3兆8534億円(0.4%減)で、2020年3月期の純利益は2019年3月期比8.5%増の1100億円を見込む。

 三菱重工は、2018年度からIFRS(国際財務報告基準)を適用。開発遅延により、納期が5回延期となっているリージョナルジェット機「MRJ」に関する投資を除いた「定常収益」も開示し、MRJ投資にあたる851億円を除いた事業利益は2719億円、純利益は1848億円となった。

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航空・防衛・宇宙
20年3月期通期予想

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19年3月期決算を発表する三菱重工の泉澤清次社長=19年5月9日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 セグメント別のうち航空・防衛・宇宙は、受注高が