日本航空(JAL/JL、9201)の2019年3月期通期の連結決算は、純利益が前期(18年3月期)比11.4%増の1508億700万円だった。2020年3月期通期見通しは、増収減益を見込む。
2019年3月期通期の売上高は7.5%増の1兆4872億6100万円、営業利益は0.9%増の1761億6000万円、1.3%増の1653億6000万円と増収増益だった。
営業費用は8.5%増の1兆3111億円。燃油費は市況が上昇したことで16.7%増の2512億円、エンジンなどの整備費は17.5%増の729億円、ラウンジ改修などサービス費が7.5%増の453億円に上昇した。営業利益率は11.8%(0.8ポイント低下)となった。
—記事の概要—
・国際線
・国内線
・為替と燃油
・20年3月期
*ANAの決算はこちら [1]。
国際線
国際線の旅客収入は14.6%増の5306億円。旅客数は6.3%増の