- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

国交省、4空港に最高評価 訪日誘客支援、地方への国際線拡大図る

 国土交通省航空局(JCAB)はこのほど、着陸料などを割り引き訪日客の誘致を図る「訪日誘客支援空港」全27空港について、2018年度の評価をまとめた。米子と松山、佐賀、熊本の4空港を、最も評価の高い「S」評価とした。JCABは今後も、各空港の国際線就航促進への支援を継続する。

—記事の概要—
4空港を「S」評価
着陸料割引で国際線就航促進

4空港を「S」評価

訪日誘客支援空港でS評価を受けた熊本空港=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 東京女子大学現代教養学部国際社会学科の竹内健蔵教授を座長とする懇談会委員8人が、空港ごとに「S」「A」「B」「C」の4段階で評価。「計画への取り組み」と「目標到達」の2つを評価し、計画どおりに取り組み達成できた場合は「A」、計画どおりに取り組んだものの、達成できてない場合は「B」、計画どおりに取り組まず、目標を達成できてない場合は「C」評価とした。

 A評価のうち、他空港に模範となる取り組みがあった場合や、実績が著しく増加している場合は「S」評価とする。B評価のうち、委員の個別評価でC評価が複数あった場合は「Bマイナス」とした。

 最も高評価のS評価となったのは米子と松山、佐賀、熊本の4空港。佐賀や松山は