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スイスVIPチャーター社、ACJ320neo初号機受領 A320neoビジネスジェット

 エアバスは現地時間3月25日、スイスのVIP向けチャーターサービス会社、コムラックスに同社向け初号機となるACJ320neo(登録記号9H-NEW)を引き渡したと発表した。A320neoのビジネスジェット版で、最大13時間飛行できる。

コムラックスのACJ320neo初号機=PHOTO: Bengt Lange/Airbus

 ACJ320neoはこれまで11機受注しており、このうちコムラックスは3機発注済み。同社向け初号機にはCFMインターナショナル製新型エンジン「LEAP-1A」を搭載し、現在はコムラックス・アメリカ(インディアナ州インディアナポリス)でVIP向けの内装を整えている。

 ACJneoは、A320ファミリーに新型エンジンと翼端の大型ウイングチップ「シャークレット」を採用した、A320neoファミリーのビジネスジェット版。A319neo(1クラス160席)をベースとするACJ319neoと、A320neo(1クラス180席)を母体にするACJ320neoの2機種で構成する。

 標準仕様の座席数はACJ319neoが8席、ACJ320neoは25席と、旅客機と比べて大幅に少ない。航続距離はACJ319neoが6750海里(1万2500キロ)で15時間飛行でき、ACJ320neoが6000海里(1万1100キロ)で13時間飛行できる。

 ACJ320neo今年1月に引き渡しを開始し、初号機を英ファンボローを拠点とするアクロポリス・アビエーションへ納入した。ACJ319neoは、ベースとなるA319neoがEASA(欧州航空安全局)とFAA(米国連邦航空局)から2018年12月に型式証明を取得。数カ月以内の引き渡しにめどが立った。

コムラックスのACJ320neo初号機=PHOTO: Bengt Lange/Airbus

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