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台湾新興スターラックス、A350を17機発注 2020年就航へ

 エアバスは、台湾の新興会社スターラックス・エアラインズ(星宇航空)から、A350 XWBを17機確定受注したと現地時間3月19日に発表した。同社は2020年初旬の就航を目指す。

スターラックスのA350-1000(上)とA350-900(イメージ、エアバス提供)

 17機の内訳は、標準型のA350-900が5機、長胴型のA350-1000が12機。A350-900は2021年後半に、A350-1000は2022年に、それぞれ受領を予定する。

 スターラックスは2018年5月に、エバー航空(EVA/BR)で会長を務めた張國煒氏が設立。単通路機はA321neoを10機導入する予定で、今年10月から受領を開始する。台北(桃園)を拠点として東南アジアや北東アジアへの乗り入れを計画し、2022年には北米への就航を目指す。

 今後は今回発注した17機を含めた計27機で、2024年末までにアジアと北米20都市以上に乗り入れを計画する。

関連リンク
STARLUX [1]
Airbus [2]
エアバス・ジャパン [3]

エバー航空会長だった張氏
エバー航空、787-10を24機確定発注 台湾史上最大の総額80億ドル [4](15年11月28日)