日本航空（JAL/JL、9201）は2月23日、男子走り高跳びの戸邉直人選手（つくばツインピークス）をアスリート社員として採用すると発表した。4月1日に入社する。
JALアスリート社員として入社する男子走り高跳びの戸邉選手＝19年2月23日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire
JALアスリート社員として入社する戸邉選手＝19年2月23日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire
戸邉選手は2月2日に開かれたドイツの大会で、13年ぶりに日本記録を塗り替え、男子走り高跳びの日本記録（2m35cm）を保持。今後の活躍が期待されることから、アスリート社員として採用した。
23日に、4戦全勝で欧州遠征から帰国した戸邉選手は、「2m30cm飛べればうれしいなという気持ちで挑み、優勝した僕自身が（4戦全勝という状況に）ついていけなかったというのが正直なところ。躍進できたシーズンだったので、今の世界での立ち位置を東京オリンピックまで維持してメダルを取れるよう、がんばります」と、意気込みを語った。
JALのアスリート社員は競技生活を送りながら、社員としてスポーツイベントを通じた社会貢献や、選手経験を商品やサービスの向上に生かすなどの業務にも携わる。2018年4月に、短距離走の土井杏南選手と三段跳びの山本凌雅選手の2人が初めて入社。戸邉選手は3人目となる。
戸邉選手は、「“飛ぶ”というのは同じイメージを持つもので、航空業界への憧れが強くありました。名前負けせず、しっかり跳んでいきたいです」と話した。
プロフィール
戸邉 直人（とべ・なおと）
競技種目：走高跳
出身：千葉県
大学：筑波大学大学院
主な実績：北京2015世界陸上競技選手権大会出場、
仁川2014アジア競技大会5位（2m25cm）、
ジャカルタ2018アジア競技大会3位（2m24cm）、
2019年日本記録樹立（2m35cm）
JALの客室乗務員から花束を贈られる戸邉選手＝19年2月23日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire
3人目のJALアスリート社員として入社する男子走り高跳びの戸邉選手（中央）と並ぶ18年に入社した短距離走の土井選手（右）と三段跳びの山本選手＝19年2月23日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire
JALアスリート社員として入社する男子走り高跳びの戸邉選手＝19年2月23日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire
関連リンク
日本航空 [1]
JALアスリート社員
・JAL、アスリート社員内定式 三段跳・山本選手と短距離・土井選手が18年入社 [2]（17年10月2日）
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