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三菱重工、18年4-12月期純利益353億円 航空防衛宇宙は赤字続く

 三菱重工業(7011)の2018年4-12月期(19年3月期第3四半期)連結決算(国際会計基準)は、純利益が353億6300万円(前年同期は11億8000万円)だった。売上高にあたる「売上収益」は2兆8992億7900万円(前年同期比1.9%増)、営業利益にあたる「事業利益」は1053億1800万円(85.1%増)となった。受注高は2兆4793億円(3.7%減)で、2019年3月期の通期見通しは据え置いた。

 三菱重工は、今年度からIFRS(国際財務報告基準)を適用。開発遅延により、納期が5回延期となっているリージョナルジェット機「MRJ」に関する投資を除いた「定常収益」も開示し、MRJ投資にあたる781億円を除いた事業利益は1834億円、純利益は1124億円となった。

—記事の概要—
航空・防衛・宇宙
19年3月期通期見通し

航空・防衛・宇宙

777から777Xの端境期にあるTier1事業=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 セグメント別のうち航空・防衛・宇宙は、受注高が