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18年定時性、世界一はコパ航空 ANA11位、JAL13位 英OAG

 世界の航空関連情報を提供する英国のOAGは、2018年の定時運航率が最も高い航空会社に、パナマのコパ航空(CMP/CM)を選出した。日本の航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)が11位、日本航空(JAL/JL、9201)が13位にランクインした。

18年の定時性世界一となったコパ航空=PHOTO: Colleen Pfeilschiefter/Boeing

 OAGは、定刻より15分以内に出発・到着したものを「定時運航」とし、各社をランク付けした。対象となる航空会社は、2018年の暦年で、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)が多かった上位250社。250社全体のほか、定期便3万便以上を運航した会社を「メインライン」部門、3万便以下を「LCC」部門として選出した。また、250社のうち上位20社を「メガエアライン」とした。

 全体部門で1位となった、コパ航空の定時運航率は89.79%。2位はラトビアのエア・バルティック(BTI/BT)で89.17%、3位は香港航空(CRK/HX)で88.11%だった。4位には87.52%だったハワイアン航空(HAL/HA)が、5位には87.16%だったバンコク・エアウェイズ(BKP/PG)がランクインした。

 全体部門で11位だったANAの定時運航率は84.43%、13位のJALは83.99%だった。

 メインライン部門の上位6社は、全体部門と同じだった。LCC部門で1位となったのはアズール・ブラジル航空(AZU/AD)で、定時運航率85.21%。2位はシンガポールのジェットスター・アジア航空(JSA/3K)で84.13%、3位はソラシドエア(SNJ/6J)で82.90%だった。

 メガエアライン部門では、南米のラタム航空(LAN/LA)が85.60%で1位を獲得。2位はANA、3位はJALだった。4位はデルタ航空(DAL/DL)で83.08%、5位には82.61%だったアラスカ航空(ASA/AS)がランクインした。

 各カテゴリーのランキング上位10社は下記のとおり(括弧内は定時運航率)。