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年末年始の国際線旅客、JAL増加 ANAは減

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空11社は1月7日、年末年始の利用実績を発表した。対象期間は、12月28日から2019年1月6日までの10日間。

年末年始の国際線旅客数が減少したANAと増加したJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 11社の発表値を合計すると、旅客数は国際線が前年同期比4.2%増の73万2804人で、国内線は0.4%減の335万9720人。提供座席数は国際線が2.9%増の82万5859席で、国内線は0.4%増の409万4237席となった。11社平均のロードファクター(座席利用率、L/F)は国際線が1.1ポイント上昇し88.7%、国内線は0.7ポイント低下し82.1%だった。

 国際線は、JALが旅客数・提供座席数ともに前年同期を上回る一方、ANAは下回った。国内線は、一部需要が前後の連休に分散したため、旅客数はフルサービス航空会社(FSC)を中心に前年割れが目立った。

 出発のピークは各社異なるが、下りは概ね12月29日、上りは1月6日だった。

航空各社が発表した年末年始の利用実績(各社の発表資料からAviation Wire作成)

ANA

 ANAの旅客数は、国際線が前年同期比