- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

成田空港、誘導路を再配置 滑走路の占有時間短縮、発着回数増へ

 成田国際空港会社(NAA)は11月29日、着陸後に滑走路から駐機場へ向かうための「高速離脱誘導路」を再配置して供用すると発表した。現在の機体に合った位置に配置することで滑走路の占有時間を短くし、1時間あたりの発着回数を72回に拡大できるようにする。

再配置する成田空港の高速離脱誘導路。青は12月から供用する先行分、赤は19年度末に供用する後行分(NAA提供、Aviation Wire作成)

—記事の概要—
適切な離脱で発着回数増
時速100キロで離脱

適切な離脱で発着回数増

高速離脱誘導路を再配置する成田空港=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 A滑走路の誘導路6本はいずれも再配置し、内側の4本を12月6日から先行供用する。B滑走路には南側に1本新設し、同日から供用を開始する。A滑走路の最も外側にある2本は