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実技シナリオの難易度維持に苦労 JALグランドスタッフコンテストの舞台裏

 ペットの犬を機内に連れて行きたい、急いでいるので先に手続きをしてほしい──。自動チェックイン機などの普及により、空港のカウンターでチェックインの手続きを行う人は少なくなったが、さまざまな事情を抱える乗客に対して適切な応対を求められることに変わりはない。

「空港サービスのプロフェッショナルコンテスト」のまとめ役を担当した小田チーフ=2月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 2月14日、日本航空(JAL、9201)が空港のチェックインカウンターを模した「空港サービスモックアップ」を羽田に開設してちょうど1年目のこの日、全国の空港から集まったグランドスタッフ(GS)が接客スキルを競う「空港サービスのプロフェッショナルコンテスト」の第1回目が開かれた(関連記事 [1])。自身もGS経験者で、初開催となったコンテストのまとめ役を担当した空港企画部教育サポート室の小田春恵チーフにお話を伺った。