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フィンエアー、関西深夜増便へ 19年夏、週3往復

 フィンエアー(FIN/AY)は、2019年3月31日に始まる夏ダイヤで、ヘルシンキ-関西線を増便する。ヘルシンキと関西発を深夜に設定し、利便性向上を図る。このほか、中部線にはエアバスA350-900型機を投入し、ゴールデンウイークの2日間を対象に、成田線を増便する。

19年夏ダイヤで関空深夜発を増便するフィンエアー=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 関西線は週3往復増便する。現在は関空を午前に発着するスケジュールを設定。増便分はヘルシンキ発、関西発ともに深夜とし、利便性の向上を図る。ヘルシンキ発は日曜と水曜、金曜で、関空発はそれぞれ翌日となる。機材はA330-300(2クラス263席:ビジネス45席、エコノミー218席)を投入する。

 関西行きAY67便は、ヘルシンキを午前0時45分に出発し、午後4時15分に到着する。ヘルシンキ行きAY68便は、午前1時30分に関空を出発し、午前5時40分に到着する。

 今年の夏ダイヤで1日1往復運航の関西線は、冬ダイヤでもデイリー運航する。2019年夏ダイヤでは増便分を含め、週10往復運航となる。

 成田線は現在、1日2往復運航している。2019年のゴールデンウイークは、現地時間4月29日と5月6日にヘルシンキ発を増便し、最大で1日3往復運航する。

 増便分となる成田行きAY7212便は、ヘルシンキを午後4時55分に出発し、翌日午前8時35分に到着する。ヘルシンキ行きAY7212便は、午前10時20分に成田を出発し、午後2時40分に到着。増便分にはA330-300を投入する。

 中部線には現在、A330-300を投入。4月10日のヘルシンキ発から、A350-900(3クラス297席:ビジネス46席、エコノミーコンフォート43席、エコノミー208席)を一部日程で導入し、5月5日からは、全便をA350で運航する。中部発は、それぞれ翌日となる。

 フィンエアーは1983年4月22日に、ヘルシンキ-成田線を週1往復で開設。今年で日本就航35周年を迎えた。

19年夏ダイヤの運航スケジュール
ヘルシンキ→成田
AY71 ヘルシンキ(16:45)→成田(翌日08:05)運航日:毎日
AY73 ヘルシンキ(17:35)→成田(翌日08:55)運航日:毎日
AY7211 ヘルシンキ(16:55)→成田(翌日08:35)運航日:4月28日、5月5日

成田→ヘルシンキ
AY72 成田(09:50)→ヘルシンキ(13:50)運航日:毎日
AY74 成田(11:00)→ヘルシンキ(15:00)運航日:毎日
AY7212 成田(10:20)→ヘルシンキ(14:40)運航日:4月29日、5月6日

ヘルシンキ→関西
AY67 ヘルシンキ(00:45)→関西(16:15)運航日:日水金
AY77 ヘルシンキ(17:25)→関西(翌日08:55)運航日:毎日

関西→ヘルシンキ
AY68 関西(01:30)→ヘルシンキ(05:40)運航日:月木土
AY78 関西(10:45)→ヘルシンキ(14:45)運航日:毎日

関連リンク
フィンエアー [1]

フィンエアー、日本就航35周年 支社長「まだまだ駆け出し」 [2](18年4月24日)
フィンエアー、冬ダイヤで成田・中部期間増便 [3](18年4月3日)
フィンエアー、関空便を通年デイリー化 [4](18年1月13日)
フィンエアー、日本人シェフ監修の和食 成田発ビジネス、季節の野菜使用 [5](18年2月2日)


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